奉られしクラウン

ポケモンを 知らないのは 人生を すごく 損してるよな

WCS2023横浜 ⑥総括

これまで5回に分けてWCSに伴って開催されたイベントについて書いてきましたが、横浜開催での感想について書こうと思います

 

何より良かったのは「ポケモンが居る世界」を実感できたこと。ポケモンはオンライン上のイベントだけでなく、過去の「ピカチュウ大量発生チュウ!」や「Pokémon GO FEST」などリアルイベントを何度も開催してきた。しかし今回のWCSに伴うイベントでは、一部の参加者がポケモンを楽しみに来ているだけでなく、町中がポケモン一色になっていた。ポケモンのグッズを付けている人が多く居るのはもちろん、仕事帰りのサラリーマンが駅前で配っているピカチュウのサンバイザーを貰っていたり、普通に観光に来たと見られる人がランドマークプラザポケカの展示を見ていたり…

特にサンバイザーがいろんなところで配られていた。ポケセンでイベントの時に配られても子供たちしか着けていないということが多々あるが、今回は大人も含めて道行く人のうちかなりの方がサンバイザーを着けていた。それだけでなく、みなとみらい中のいろんな店がピカチュウのサンバイザーを置いていた。

桜木町駅前のチョコレートショップ、みなとみらい駅ドトールナビオス横浜のランチビュッフェ

他にもぬいぐるみを置いていたり自作のイラストを描いていたり、本当の意味でポケモンが至る所に居た。

ランドマークプラザの案内所、ハンマーヘッドの「マリンFM」のスタジオ
桜木町駅の観光案内所、ハンマーヘッド1階にあるカフェ

他にもポケモンの商品コーナーを通路側に出している店やゲームコーナーもあった。商魂たくましいと言えばそれまでだが、みんなが「ポケモンで賑わっている」というのがひしひしと感じられた。

マークイズ、ワールドポーターズ

また、大会自体を盛り上げる目的で設置されている簡易パブリックビューイングも大盛況だった。ランドマークプラザやマークイズを中心にみなとみらい駅の周辺に多く設置されており、足を止めて眺めている人が多数居た。会議センターの大画面ほど"みんなで盛り上がる"ということは無いが、勝利した瞬間は辺りの人で拍手が起こったりしており、ポケモンの世界の大会でもこういう様子が見られるんだろうな~という気持ちを味わえた。(4部門全て、日本語と英語と中継されているのもあって設置台数が多い)

他にも、町中のポケジェニックがどれかの地方に偏ることなく描かれていたこともあり、「カントージョウトポケモンしか知らない親にガラルやパルデアのポケモンを知っている子供が教える」光景や「Pokémon GOのおかげでシンオウやカロスのポケモンも知っている大人」光景など、改めてポケモン愛する人々の幅広い年代層を感じられた。

 

これだけ盛り上がったイベントなので、是非横浜以外の日本各地でもやって欲しいという気持ちがあるが、これまでポケモンとの連携を深めてきた横浜市だからこそ、ここまでの規模でできたのではないかという思いもある。

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/bunka/2023/nigiwai20230619.files/0008_20230619.pdf

www.pokemon-foundation.or.jp

 

ピカチュウ大量発生チュウ!」以来10年程の繋がりがある横浜市以上にポケモンと親交が深い自治体はほぼ無いと思われ、数年後に再び日本開催になるとしても横浜なのではないかと私は考えている。

また、多くの人々がみなとみらい地区の飲食店等で消費をしており、経済的にも大きな効果があったことが予想できる。2019年のピカチュウ大量発生チュウ!では180億円を超える経済効果があったようだが、今回はおそらくそれを上回るのではないかと思われる。

 

大会そのものはトラブル等が多々あったようだが、開催地がどこであれ起こりうるトラブルもあり、それに関してはTPCi等が厳正に対処してくれることを望む。

 

私自身も今回のイベントでTwitter上で繋がっているが会ったことのなかった方と多くお会いできたが、いずれまた日本でWCS規模のポケモンのイベントを開催し、日本中、そして世界中からポケモン愛する人が集まる光景が見たい。そして、町中がポケモンで溢れ、さらに様々な人にとってポケモンが身近な存在になってくれたら嬉しいと考える。

 

 

ちなみに総括って言ってますが、9月末まで開催してるポケカ関連のものについて⑦として記事出す予定です